すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

2015-01-01から1年間の記事一覧

~2015すべ猫ランキングがすごい!~

どうも皆様こんにちは。今年は大変お世話になりました。来年も読書&ブログをより一層 頑張ろうと思いますのでどうぞよろしくお願いいたしますね~^^ ウチは12月の初めから大掃除を始めておりまして、3日置きに1ヶ所を集中的にやるという やり方でクリ…

湿地/Myrin (ねこ3.8匹)

アーナルデュル・インドリダソン著。柳沢由実子訳。創元推理文庫。 レイキャヴィクの湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。侵入の形跡はなし。何者かが突発的に殺害し逃走したらしい。ずさんで不器用、典型的なアイスランドの殺人。だが、残された…

彼女が灰になる日まで  (ねこ3匹)

浦賀和宏著。幻冬舎文庫。 ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると、謎の男が現れた。男は「この病院で目覚めた人は自殺する」と告げる。過去に四人の患者が自殺したことを知り、調査を始めた銀次郎は、関係者の証言を辿る中で、彼らの企みに飲み込まれて…

満願  (ねこ4.2匹)

米澤穂信著。新潮社。 人生を賭けた激しい願いが、6つの謎を呼び起こす。人を殺め、静かに刑期を終えた 妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在 外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなど、切実に生きる…

境遇  (ねこ3匹)

湊かなえ著。双葉文庫。 政治家の妻であり、息子のために描いた絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった高倉陽子と、新聞記者の相田晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「息子を返してほしければ、真実…

ロードサイド・クロス/Roadside Crosses (ねこ4匹)

ジェフリー・ディーヴァー著。池田真紀子訳。文春文庫。 路傍に立てられた死者を弔う十字架―刻まれた死の日付は明日。そして問題の日、十字架に名の刻まれた女子高生が命を狙われ、九死に一生を得た。事件は連続殺人未遂に発展。被害者はいずれもネットいじ…

僕と先生  (ねこ3.9匹)

坂木司著。双葉社。 こわがりな大学生・二葉(でも、推理小説研究会所属!)と、ミステリ大好きな中学生・隼人が、日常に潜む謎を鮮やかに解決した『先生と僕』から、少し「おとな」になった二葉と、ますます頭脳が冴える隼人が帰ってきた! (紹介文引用) 僕と…

カンタベリー・テイルズ  (ねこ3.6匹)

真梨幸子著。講談社文庫。 カンタベリーへの道中、同じツアーの参加客が各自、とっておきの不思議な話を披露し合うことに。そこで見え隠れする男と女の接点。疑心暗鬼に陥った時、人は欲望をどこまで自制することができるのか?5つのパワースポットを軸に交錯…

午前零時のサンドリヨン  (ねこ3.7匹)

相沢沙呼著。創元推理文庫。 ポチこと須川くんが一目惚れしたクラスメイトの女の子、不思議な雰囲気を纏う酉乃初は、凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』で腕を磨く彼女は、学内の謎を抜群のマジックテクニックを駆使して解い…

オジいサン  (ねこ3.8匹)

京極夏彦著。中公文庫。 何者かに「オジいサン」と呼ばれたことを寝床で思い出した、とある朝。推理したり慌てたり、調子に乗って反省したり。若ぶらず、気弱にもならず―寄る年波をきっちり受け止め粛々と暮らす、益子徳一(72)の一週間。 (裏表紙引用) オ…

納骨堂の奥に/The Family Vault (ねこ3.7匹)

シャーロット・マクラウド著。創元推理文庫。 ケリング家の若妻セーラは、フレデリック大伯父の葬儀に押しかけてくる人々に出す食事のことを考えながら、納骨堂の開扉に立ち会っていた。ところがようやく開いた扉の奥にあったのは、見知らぬ女性の他殺死体。…

高原のフーダニット  (ねこ3.6匹)

有栖川有栖著。徳間文庫。 「先生の声が聞きたくて」気だるい日曜日、さしたる知り合いでもない男の電話。それが臨床犯罪学者・火村英生を血塗られた殺人現場へいざなう一報だった。双子の弟を殺めました、男は呻くように言った。明日自首します、とも。翌日…

公開処刑人 森のくまさん  (ねこ2.5匹)

堀内公太郎著。宝島社文庫。 公開処刑人「森のくまさん」。犯行声明をネットに公表する連続殺人鬼だ。捜査本部は血眼で犯人を追うが、それを嘲笑うかのように惨殺は繰り返され、世間は騒然となる。殺されたのはレイプ常習犯やいじめを助長する鬼畜教師など、…

ホリデー・イン  (ねこ3.8匹)

坂木司著。文藝春秋。 「初めまして、お父さん」。 元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の登場で一変! 思いもよらず突然現れた息子と暮らすことになった大和は、宅配便会社「ハニー・ビー・エクスプレス」のドライバーに転身するが………

王とサーカス  (ねこ4匹)

米澤穂信著。東京創元社。 2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじ…

片桐大三郎とXYZの悲劇  (ねこ4匹)

倉知淳著。文藝春秋。 この一冊で、エラリー・クイーンの〝X・Y・Zの悲劇〟に挑戦! 聴覚を失ったことをきっかけに引退した時代劇の大スター、片桐大三郎。古希を過ぎても聴力以外は元気極まりない大三郎は、その知名度を利用して、探偵趣味に邁進する。あと…

透明カメレオン  (ねこ4匹)

道尾秀介著。角川書店。 ラジオのパーソナリティの恭太郎は、冴えない容姿と“特殊”な声の持ち主。今夜も、いきつけのバー「if」で仲間たちと過ごすだけの毎日を、楽しくて面白おかしい話につくり変えてリスナーに届ける。恭太郎が「if」で不審な音を耳にした…

シンデレラの罠/Piege pour Cendrillon (ねこ4匹)

セバスチアン・ジャプリゾ著。創元推理文庫。 わたし、ミは、火事で大火傷を負い、顔を焼かれ皮膚移植をし一命をとりとめたが、一緒にいたドは焼死。火事の真相を知るのはわたしだけだというのに記憶を失ってしまった。わたしは本当に皆の言うように大金持ち…

長い廊下がある家  (ねこ3.7匹)

有栖川有栖著。光文社文庫。 限界集落を調べていた学生が、山奥の廃村に辿り着いた。そこで彼は「幽霊の出る家」を取材する三人の男女と出会う。地下に別の家と繋がるトンネル状の長い廊下が。中央には扉があり、その西側で死体が発見された。容疑がかかる三…

ジグβは神ですか  (ねこ3.7匹)

森博嗣著。講談社文庫。 βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。つかの間、フィルムでラッピングされ棺に入れられた若い女性の美しい全裸死体が発見された。あちらこちらに見え隠れす…

夜の床屋  (ねこ3.5匹)

沢村浩輔著。創元推理文庫。 慣れない山道に迷い、無人駅での一泊を余儀なくされた大学生の佐倉と高瀬。だが深夜、高瀬は駅前の理髪店に明かりがともっていることに気がつく。好奇心に駆られた高瀬が、佐倉の制止も聞かず店の扉を開けると…。第4回ミステリー…

特捜部Q ーPからのメッセージー/Flaskepost Fra P (ねこ4.3匹)

ユッシ・エーズラ・オールスン著。吉田薫・福原美穂子訳。ハヤカワ文庫。 その手紙は、ビンに収められたまま何年間も海中にあり、引き揚げられてからもすっかり忘れ去られていた。だがスコットランド警察からはるばる特捜部Qへとその手紙が届いた時、捜査の…

陽気なギャングは三つ数えろ  (ねこ4匹)

伊坂幸太郎著。祥伝社ノン・ノベル。 陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う火尻を、暴漢から救う。だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにするハイエナ記者だった。正体に気づかれたギャングたちの身辺で、当たり屋、痴…

強欲な羊  (ねこ3.8匹)

美輪和音著。創元推理文庫。 美しい姉妹が暮らすとある屋敷にやってきた「わたくし」が見たのは、対照的な性格の二人の間に起きた陰湿で邪悪な事件の数々。年々エスカレートし、ついには妹が姉を殺害してしまうが―。その物語を滔々と語る「わたくし」の驚き…

ふたりの果て/ハーフウェイ・ハウスの殺人  (ねこ3.6匹)

浦賀和宏著。祥伝社。 引き裂かれたふたりの世界。転落事故に遭い姿を消した妹を探す健一。隔離された学園に囲われる少女、アヤコ。選ばれし、美しき子供が暮らす洋館での殺人事件。この結末は、予測不能―!!著者渾身の「実験的」長編ミステリー誕生。 (紹介…

しをんのしおり  (ねこ4.5匹)

三浦しをん著。新潮文庫。 「漫画の王国」に生れた小説家の乙女な日常生活。バンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語り、わきあがる妄想の楽園に遊ぶ…色恋だけじゃ、ものたりない!なぜだかおかしな日常はドラマチックに展開―日本の政局も、家族の事件…

死の演出者/The Way We Die Now (ねこ3.5匹)

マイクル・Z・リューイン著。石田善彦訳。ハヤカワ文庫。 あなたの料金を聞かせて。暇を持て余すわたしに、ひさしぶりに依頼が舞いこんだ。殺人罪に問われた娘婿を助けてほしいという。母親の横柄な態度にはうんざりしたが、夫の無実をひたむきに信じるその…

漁港の肉子ちゃん  (ねこ3.8匹)

西加奈子著。幻冬舎文庫。 男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい―キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでも…

ランチのアッコちゃん  (ねこ4匹)

柚木麻子著。双葉文庫。 地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさ…

ファイアボール・ブルース  (ねこ3.7匹)

桐野夏生著。文春文庫。 「ファイアボール」と呼ばれる女子プロレス界きっての強者・火渡抄子といまだに一勝もできない付き人の近田は、外人選手の失踪事件に巻き込まれる。新人のリンチ事件、事務所の独立問題……トラブル続出の中、後楽園ホールの試合が近づ…