オールタイムベスト30
1月からスタートし、好評のうちに先日終了いたしましたゆきあやオールタイムベスト。 まさかこんなに月日がかかるとは本人も思っておりませんで^^;皆さん、長らくお付き合いいただき ありがとうございました。 思えば、この焦らし焦らしで発表して来たや…
神よ。乱歩よ。貴方の織り成す世界はどうしてこうも怪しく現代でも煌めいているのか。 おいらが乱歩に傾倒しているのは皆様ご存知だと思いますが、なかなか記事にする機会もなく、 3年の月日が流れてしまいました。他にも書きたくてしょうがない乱歩記事が…
ああ、あと1冊で終わりなのね。(;;) というわけで、しつこくエラリー・クイーンの登場です。『シャム双生児~』で軽く伏線を出していた つもりなんですが、余計な事をしてしまい多くの方にバレてしまってましたね^^; まあ、おいらがこの作品を挙げな…
いよいよベスト3突入です!^^vどうです、第3位にミステリの女王の代表作。かっこいいなあ。 『十角館の殺人』記事で「1位かと思っていた」とコメントいただいた皆さん、さすがに納得して いただけるかな?おいらがミステリで一番再読回数が多いであろ…
もう4位か。我ながら凄い作品を持って来たのに、4位ってなんか中途半端感がありますね^^; 本作は、国内ミステリーベスト1、2を争うと評判の作品で、さすがに今度こそはこの4位に異論は なかろうと思われます^^ まあ、とは言ってもわたくし、高木さ…
だって好きなんだもん。 この企画もようやく山場にさしかかって参りました。実は、この第5位が今までで一番緊張して います。 自分でも凄く楽しみにしていた記事の一つでありますが、企画開始当初はここまで皆さんに盛り上げて もらえるとは想像していなか…
「好きな作品がありすぎる」作家の一人、おいらの永遠のホラーの神様スティーヴン・キング。 裏ベストを作成すれば、本書の他に『IT』『シャイニング』『ペット・セマタリー』『痩せゆく男』 がずらずらとランクインしてしまう。それなら「キング・ベスト」…
この日のために読まずにおいた<新装改訂版>。字のフォントがでかくなった分、ページ数も増え 分厚くなっている。これはかなり読みやすい。表紙イラストもぐっと禍々しさが増し、十角館の デザインまでオサレに変わっている。皆さん見比べてみましょう。 半…
別に自分の趣味は人と変わっているとか、自分は人と好みのアンテナが違うとか言うつもりは とんとありません。自分が麻耶氏と同じAB型である事も関係ありません。 本当はこのへんに『火車』とか『白夜行』とか『魍魎の匣』とかを入れられるような、 誰から…
約半年かかってあたためて来たオールタイムベストも、一桁台になると妙に寂しくなるもんです。 このあたりから、意外な作品を登場させる、という楽しみがなくなって来ますしね^^;皆さん、 8位以降登場作品をこっそり予想されてみてはいかがでしょう^^ …
やっとここまで来た、第10位。おそらくどなたも予想しなかったであろう、天藤真の代表作 『大誘拐』が満を持してここにランクインでございます。 1991年に映画化、週刊文春による『20世紀ベスト・ミステリー』堂々の第1位獲得、 第32回日本推理作…
ランキング上位当然の舞城王太郎メフィスト賞受賞作。オールタイムベスト中では”新人”作家。 ベテラン勢を押しのけての迷いなき第11位登場です。この作品より下位に鎮座ましましている 傑作群をとくとご覧。それだけで、どれだけゆきあやがこの作品を特別…
出たよ12位にして王道。王道にして本格。その正体はみんな大好きアガサ・クリスティの 代表作の一つ、『オリエント急行の殺人』! 江戸川乱歩、横溝正史、エラリー・クイーン、ディクスン・カー……ありとあらゆるベタベタ 本格や探偵小説をミステリ好きのレ…
26位にも登場した島田作品は御手洗潔ものでした。そして13位に吉敷竹史シリーズがお目みえ。 シリーズものとして比べれば御手洗ものの方が好きなのですが、おいらが一番好きな島田作品は?と 聞かれれば現時点ではやっぱりどうしてもコレなのです。と言…
じゃんじゃかじゃ~ん。皆さんお待ちかね、すけきよの登場ですよん^^ また、「思ったより順位が低い」と言われたりするのかな^^;若しくは「『獄門島』は?」とか 『悪魔が来たりて~』は?」とクレームが来たりして。。とびびりながらも、素直に自分の …
第15位にやっと登場の伊坂さん。ミステリ作家ではないけれど、本書の体裁はミステリだから この企画に入れられるのだ。(自分ルール) しまった。再読して、これは私の中で『ゴールデンスランバー』も『チルドレン』も越えてしまった。 しかも、順位をもっ…
自分が若い頃読んで来た作家で、森村誠一を外す事は出来ません。この方も、80年代から現代に かけて「社会派」として活躍しておられる作家さんで、その膨大な作品群には目をみはるものが あります。森村氏は『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞を受賞さ…
オールタイムベストで唯一の上下巻本。かつて一世を風靡したアメリカのミリオンセラー作家・ シドニィ・シェルダンを登場させてしまいました。昨年の1月に肺炎のため亡くなられたという ニュースはまだ記憶に新しく、今でこそ「よく読んだ懐かしい作家」で…
この企画がもし20位からであったなら「ずいぶん下」、30位だったら「わりと上」にランクイン した感じになるなあ、と一人で想像中。 この作品は自分にとって良過ぎ面白過ぎて、「早く再読したい」がために下位に入れちまおう、という 誘惑があっても見事…
着実に進んでおりますオールタイムベスト。このあたりは順位が入れ替わっても違和感がないのですが、 なぜか10の位が「1」のところに乙一を入れたいという欲求が。 本書は今ではすっかり国民的人気作家となった乙一氏の長編大ヒット作。初読時はそれほど…
巷でムーブメントとなっているらしいゆきあやオールタイムベスト、遂に(やっと)20位~に 突入しました。さて、過去ベストを振り返ってみるに、やはり人気が集まるのは「現在入手しやすく、 ミステリファン一般に知られた作家」のようです。皆さんは優し…
2ヶ月半でやっと10冊……(;^^A 許して下さい。。ちょっとペース上げる予定なんで。 さて、そこのミステリ好きの貴方。ならば貴方はルパンがお好きですね? では、貴方はルパンと言えば『奇巌城』?それとも『813』? ……と言うくらい、ルパンのベス…
やっとゆきあやランキングらしくなって来ました。好きな人は嵌まったら抜けられない、嫌いな人は 罵詈雑言、新本格第2世代の問題児・麻耶雄嵩氏のデビュー作の登場です!(ここで拍手よろしく) 実は本書、ランキングに入れようかどうしようか最後まで悩み…
オールタイムベスト第23位はランキング初の”犯罪小説”です。さてさて実施中のこの企画、 予想外に多くの方から賛同のコメントを頂けたり、実際に紹介した本を読んで頂けたり、と 当初のユルい意気込みを払拭しなくてはいけないな、と思える事態になりまし…
3月中に終了すると予告しましたが、全然進みませんね^^;あいすみません。第24位は海外作品。 『僧正~』に続いての2冊目の古典です。 カトリーヌ・アルレーは20代前半にどはまりしてしまった作家。本作は著者の二作目の作品に あたり、一躍有名作家…
絶賛好評中(おい)のオールタイムベスト、突然雲行きが怪しくなって来ました。 十代の頃のゆきあやにとっては絶対に外せない浅見光彦シリーズが堂々とランクインです。 浅見光彦。ああ浅見光彦。。。今でもゆきあやにとって彼が不動の「理想の男性」です。 …
ミステリファンとしては絶対に外せない大御所作家が26位に登場です。企画では1作家1作品、 というルールを設けているわけではないのですが、3、4人の作家で30作品を埋める訳にも 行かないのである程度「好きな作品がありすぎて辛い」作家については…
30、29、28位と、世間的にも傑作と呼ばれる作品が並びました。ミステリ好きの方々から概ね 同感を得られて嬉しい限りでございます。特に『僧正殺人事件』にあれだけコメントをいただけるとは 思ってなかった!ありがとうありがとう(*^^*)v で、…
海外古典は緊張するなあ。。 と言うわけで、第28位は1929年に書かれた古き良きアメリカ作家の代表作です。 創元推理文庫より全12作が発売されており、これは今でもたいていの大型書店で入手出来るかと 思われます。どの作品でも一定以上の本格ミステ…
今ノリノリなのでどんどん行きます。 第29位は倉知淳の初長編であり、多くのミステリ読者を見事に騙し切った事で話題となった 「星降り山荘の殺人」。 倉知淳と言えば「好きな作家ベスト10」に入る程お気に入りの作家で、寡作とは言えど 個人的にも一般…