2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
どうもどうも皆様こんばんは。 ランキング記事すっかり遅くなってしまいました。どうしても読んでいた本を今年上げたかったので。。今年は旦那が大晦日の夜から出勤なので、ひとり紅白を観ながらだらだら更新しております。ユーミンでボロ泣き。 今年読んだ…
アンソニー・ホロヴィッツ著。山田蘭訳。創元推理文庫。 【年末ミステリランキングを全制覇して4冠達成! ミステリを愛するすべての人々に捧げる驚異の傑作】 『このミステリーがすごい! 2019年版』第1位 『週刊文春ミステリーベスト10 2018』第1位 『ミステ…
森博嗣著。講談社タイガ。 イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手…
舞城王太郎著。講談社。 2ヵ月連続作品集刊行、2冊目家族篇。舞城王太郎が描く「家族」の愛、不思議、不条理。 姉の棚子は完全無欠。その正しさは伝染するようで、周りもみんないい人ばかり。でもそれって怖くない? 幸福の陰に潜む狂気を描く。「トロフィー…
アーロン・エルキンズ著。嵯峨静江訳。ハヤカワ文庫。 十年前、ハワイで大牧場を経営するマグナスが失踪を遂げた。その遺骨が海の中から発見され、遺族の証言では当時のマグナスは殺し屋に命を狙われていたという。彼は逃亡の末にかわりはてた姿になったのか…
宮部みゆき著。文春文庫。 今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が…
米澤穂信著。集英社。 堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。 そんなある…
宮部みゆき著。文春文庫。 「皆さん、お静かに。動かないでください」。拳銃を持った、丁寧な口調の老人が企てたバスジャック。乗客の一人に、杉村三郎がいた。呆気なく解決したと思われたその事件は、しかし、日本社会の、そして人間の心に潜む巨大な闇への…
高里椎奈著。講談社文庫。 祖父から譲り受けた本の内容が書き変わってしまう。こんな呪われた本を遺した祖父は、私を恨んでいたのでしょうか? 孫娘からの依頼を受けた探偵鬼鶫(きのつぐみ)。しかし彼の実力を知る助手の佐々は、秘かに深山木(ふかやまぎ)薬店…
マージェリー・アリンガム著。猪俣美江子訳。創元推理文庫。 1920年代初頭の秋の夕方。ケント州の小さな村をドライブしていたジェリーは、美しい娘に出会った。彼女は住居の“白亜荘”まで送ったとき、メイドが駆け寄ってくる。「殺人よ!」ジェリーは、スコッ…
碧野圭著。PHP文芸文庫。 「私、亜紀さんみたいになりたい!」きらきらした目で新人バイトの愛奈に告げられ、困惑する亜紀。子育てに疲れ、不慣れな経済書担当として失敗を重ね、自信を失いかけていたからだ。一方、仙台の老舗書店のリニューアルを任された理…
角田光代著。文春文庫。 結婚する女、しない女。子供を持つ女、持たない女。それだけのことで、どうして女どうし、わかりあえなくなるんだろう。ベンチャー企業の女社長・葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めた専業主婦の小夜子。二人の出会い…
津原泰水著。ハルキ文庫。 編集者の柳楽尚登は突然会社を解雇され、吉祥寺の家族経営の立ち飲み屋で料理人として働くことに…。しかも店の主が引退、長男の「ぐるぐる」に拘るカメラマン・雨野秋彦によって、エスカルゴメインのフレンチの店に改装するという…