すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

~2016すべ猫ランキングがすごい!~

どうも皆様こんにちは。いい加減このタイトルも恥ずかしくなって来ましたが本年も大変お世話になりました。今年も無事平穏に続けることが出来てそれが何よりも嬉しいです。 この年末皆様はどのようにお過ごしですか。ウチはチビチビと2人で大掃除を進め、先…

首折り男のための協奏曲  (ねこ4匹)

伊坂幸太郎著。角川文庫。 被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。いじめに遭う中学生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。…

聖なる怠け者の冒険  (ねこ4匹)

森見登美彦著。朝日文庫。 社会人2年目の小和田君は、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら夜更かしをすることが唯一の趣味。そんな彼の前に狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる人物が現れて…。宵山で賑やかな京都を舞台に果てしなく長い冒険が始…

2016すべ猫シネマランキング

どうも皆様こんにちは。今年も押し迫って参りましたね~。おせちを作るのが今からもう憂鬱です^^; というわけで、いつの間にやら凍結してしまったすべ猫シネマ。 記事を書く気力はなくなりましたが、観るのは相変わらず観ています。結婚してからはもう DV…

ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル  (ねこ3.7匹)

今野敏著。講談社文庫。 携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST―…

死者の心臓/Dead Men’s Hearts (ねこ3.6匹)

アーロン・エルキンズ著。青木久恵訳。ミステリアス・プレス文庫。 しぶしぶ引き受けた仕事でギデオンはエジプトを訪れた。エジプト学研究所の宣伝用ビデオに、ナレーターとして出演することになったのだ。だが撮影が始まって間もなく、ナイル川を進む船で、…

イヤミス短篇集  (ねこ3.7匹)

真梨幸子著。講談社文庫。 小学生の頃のクラスメイトからかかってきた一本の電話。「覚えている?会おうって約束したこと」。その声から蘇る、憧れだった美少女の顔。それはノストラダムスが人類滅亡を予言した一九九九年七月の出来事だった(「一九九九年の同…

うどん キツネつきの  (ねこ3.8匹)

高山羽根子。創元SF文庫。 犬そっくりの生き物を育てる三人姉妹の人生をユーモラスに描き、第1回創元SF短編賞佳作となった表題作、郊外のぼろアパートで暮らす人々の可笑しな日常「シキ零レイ零 ミドリ荘」、15人姉妹の家が建つ孤島をある日見舞った異常事…

雪煙チェイス  (ねこ3.8匹)

東野圭吾著。実業之日本社文庫。 殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑…

ミルク殺人と憂鬱な夏 ―中年警部クルフティンガー/Milchgeld  (ねこ3.7匹)

フォルカー・クルプフル/ミハイル・コブル著。岡本朋子訳。ハヤカワ文庫。 殺人事件? 俺が住む、片田舎のこの小さな町で? 警部は耳を疑った。殺されたのは、地元の乳製品工場に勤める技術者。だが困ったことに、これといった動機も容疑者も浮かばない。事…

いまさら翼といわれても  (ねこ4.2匹)

米澤穂信著。角川書店。 神山市が主催する合唱祭の本番前、ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になってしまった。夏休み前のえるの様子、伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、課題曲、ある人物がついた嘘―折木奉太郎が導き出し、ひとりで向かった…

キウイγは時計仕掛け  (ねこ3.7匹)

森博嗣著。講談社文庫。 建築学会が開催される大学に、γの字が刻まれたキウイがひとつ届いた。銀のプルトップが差し込まれ手榴弾にも似たそれは誰がなぜ送ってきたのか。その夜、学長が射殺される。学会に参加する犀川創平、西之園萌絵、国枝桃子、海月及介…