2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
有栖川有栖著。文春文庫。 都市伝説“砂男”を調べていた学者が刺殺された。 死体にはなぜか砂が撒かれていて……。 奇怪な殺人事件に火村とアリスが挑む表題作など、 これまで雑誌掲載のみとなっていた 幻の〈火村シリーズ〉2作をはじめ、 〈江神シリーズ〉やノ…
エリカ・ルース・ノイバウアー著。山田順子訳。創元推理文庫。 実は英国政府の情報員(エージエント)であるレドヴァースの依頼で、夫婦のふりをして豪華客船オリンピック号に乗りこんだジェーン。目的はドイツのスパイを捜しだすことだ。船が出航した日の夕…
伊坂幸太郎著。朝日文庫。 中学教師の檀は、猫を愛する妙な二人組の小説原稿を生徒から渡される。さらに他人の未来を観る力を持つことから謎の集団とも関わり始め……。苦い過去を乗り越えて檀先生は、世界を、自分を救えるのか!? 毎ページすべてが楽しく愛お…
五条紀夫著。双葉文庫。 チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、気づいてしまった事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。 荒唐無稽な設定から始まる…
藤崎翔著。祥伝社文庫。 古民家の解体中に発見された謎の日本人形。それはかつて戦国大名を滅亡させた呪いの人形お梅だった! 興味本位の底辺ユーチューバーに引き取られたお梅は、早速彼を呪い殺そうとするが、500年のブランクは長すぎた!? 呪いが効かな…
アシュリィ・エルストン著。法村里絵訳。創元推理文庫。 生きるために、他人になりすまして“仕事”をしてきた“わたし”。今回はエヴィという女の経歴を使って、ある男の裏稼業を調査しつづけている。だが突然、驚愕の事態に。パーティで会った女性が、自分そっ…
森博嗣著。講談社文庫。 人の意見を聞くまえの方が、自分の声を正しく聞けるチャンスだ──。 これまで自然に脳内スルーしてきた日々の疑問やちょっとした違和感。 ぶれない人気作家・森博嗣が自由に、縦横無尽に傍若無人に解体する。 「薬指の役目」から「生…
江戸川乱歩著。中公文庫。 戦前、孤高の「人嫌い」として知られた作家・江戸川乱歩は、戦後、日本探偵小説界の名ホストとして活躍した。 森下雨村・横溝正史ら雑誌「新青年」の立役者たちから、小林秀雄・幸田文ら文壇の著名人まで――探偵小説の魅力を共に語…
しれっと復活。 どうもどうも皆さま明けましておめでとうございます! 今年もどうぞよろしくお願いします。 更新もランキングもサボってすいませんが(誰も待ってない)、本はちょこちょこ読んでおりますゆえこれからチビチビアップしていく所存。 過疎ブロ…