すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

魔女の死んだ家 (ねこ3.5匹)

篠田真由美著。講談社ミステリーランド。 昔あたしのお屋敷にはお母様とばあやとねえやがいた。お母様はいつも男の人をたくさん招いて 「魔女」と噂されていたのだけど、ある日怪しい男の人がお屋敷に侵入して、お母様は ピストルで撃たれて殺されてしまった…

捩れ屋敷の利鈍  (ねこ3匹)

森博嗣著。講談社文庫。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る”メビウスの帯”構造の巨大なオブジェ様の捩れ屋敷。密室状態の建物内部で死体が発見され、宝剣が消えた。そして発見される第二の死体。屋敷に招待されていた保呂草潤平と西之園萌絵が、事…

ハリー・ポッターと賢者の石 /Harry Potter and the Philosopher's Stone (ねこ3.8匹)

J・K・ローリング著。静山社。 ロンドン郊外の平凡な家庭でおじとおばに育てられたハリー・ポッターは自分の出生を何も知らないまま 11歳の誕生日を迎えた。自分が魔法使いであり魔法界では知らぬ者はいない事も、両親は事故ではなく 暗黒の魔法使いヴェ…

きみの血を/Some of Your Blood (ねこ3.8匹)

シオドア・スタージョン著。ハヤカワ文庫。 ある米軍駐屯地で、精神科医でもある少佐が一通の手紙の差出人である兵士を訊問した。文面が あまりに異常だと思われたからだ。兵士のジョージは、少佐から手紙の内容を問いただされると 態度を急変させ、コップを…

六人の超音波科学者  (ねこ3.8匹)

森博嗣著。講談社文庫。土井超音波研究所のパーティに招待された紅子と練無は、紫子と保呂草をお供に連れて外界と一本の橋だけで接する山中にやって来た。その研究所には六人の科学者がいてテレビ局のインタビューの為にやって来た一行と共に一見和やかな場…