森博嗣著。講談社文庫。
エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る”メビウスの帯”構造の巨大なオブジェ様の捩れ屋敷。密室状態の建物内部で死体が発見され、宝剣が消えた。そして発見される第二の死体。屋敷に招待されていた保呂草潤平と西之園萌絵が、事件の真相に至る。S&MシリーズとVシリーズがリンクする密室ミステリィ。(裏表紙引用)
21.9.24再読書き直し。
※シリーズのネタバレをしています。ご注意下さい。
メビウスの輪を建物にしちゃいました、ということで。そこで殺人事件が起きる展開。
そこはもうどうでもいいのだけど(良くない)、番外編的な扱いなのかなあ?語り手が保呂草さんなのは一緒としても、紅子さんもれんちゃんしこちゃんも出ない。代わりに?萌絵や犀川先生(声だけ)が出るってことなんだけど、どちらのキャラも好きでない自分はそれほどテンション上がらず。。というか、S&МとVシリーズは年代が違うはずだから。。最初、萌絵が苗字しか名乗らないからこれは叔母さんだといういつものトリックなのかと思っちゃったい。保呂草さんはいくつなんだろう、この物語上では。
ページ数も少ないのでこれといって語ることはないかな。。ちょっと理系でない自分には難しかったわ。