すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

2005-06-11から1日間の記事一覧

迷路館の殺人 (ねこ4.5匹)

綾辻行人著。講談社文庫。 奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させ…

水車館の殺人 (ねこ4.2匹)

綾辻行人著。講談社文庫。 仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。一年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、今年も繰り返されるのか?密室から消失した男の謎、そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは…!?本格ミ…

フラグメント (ねこ4匹)

古処誠二著。新潮文庫。『少年たちの密室』改題。 何げなく、「あ、これ『UNKNOWN』書いた人じゃん」と購入したらこれが当たりでした。 「漂流教室」か、はたまた「ドラゴンヘッド」のような展開かしら。(最初だけね) 大地震に遭遇し、高校生グループと担…

黒い家 (ねこ4.9匹)

角川ホラー文庫。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。 ホラーの最高傑作………!!!! こわい。本気で心の底からこわい。ちなみに読後感最悪。 生命保険会社に勤める青年、若槻が巻き込まれる恐ろしい事件。 顧客の家に行くとなんと子供が首吊り!(その記述がこ…