舞城王太郎著。講談社文庫。第19回受賞作。
いきなりですが、これめちゃくちゃ好きです!
2005年ベストミステリ候補。
斬新な文体と個性あふれる世界観。
ちょっと暴力的な内容ですが、ハマる人は完全にハマる。
凄い作家が出てきたなあ。嬉しいかぎり。
まあ、ミステリとしてどうかと問われると……
謎提示→はい次のページで謎解き、ってなっちゃうので
そこは期待しないように♪
とにかく、トリックとか犯人とか、そんなことはもうどうでもいい。
それぐらい衝撃的で、もうぐいぐい読ませます。
文章、一見めちゃくちゃなんだけど、リズム感がある。そんな感じです。
「チャッチャッチャッチャッ」てとこがすごい気に入ってるんだよなあ。
周りに「これが好き」とは言いづらいんだけど。
こういう本を読んでる時間ってほんとに幸せだなあ……。