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銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (ねこ3.5匹)

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高里椎奈著、講談社文庫。第11回受賞作。

こんなおっそろしい表紙の本に平気で手を出すようになったか私。
背表紙、濃いピンクですよだって。しかも白ヌキときた。

とりあえず、メインは怪しすぎる薬屋3人組。美少年。
探偵は裏稼業。
ほんでさらに彼らの真の正体は妖怪、だってさ。はははは…。
(登場人物紹介に堂々と書いてるからゆってもいいよね?)
深山木秋………妖怪  だとよ。さらっと書いてるよ、さらっと(笑)

えーと、物語の方はなんだか謎が定まってない感があったかなあ。
でも、これは本格推理ですね。それは認める。(えらそう)
絶賛するほどではないけども、トリックもちゃんとしてたし
それはおかしいんじゃないの?というつっこみどころもなかった。
まあまあじゃないでしょうか。

キャラについていけるかどうかがミソ。(タックシリーズとか倉知淳とかを普通に読める人ならOK。そんな程度)