大変遅くなりました。もねさん恒例企画よりの回覧本でございます。わたくしゆきあや、かねてより
もねさんの記事で気になっていたこの漫画『日野日出志☆ショッキング劇場☆』の回覧を希望し、
念願叶って手元に届きました。画像が貼れなくて大変残念ですが、気になる方はぜひ
こちらを。→ http://blogs.yahoo.co.jp/kms130/49038667.html
「表紙だけでもう十分」な濃密度（笑）。
こちらには「蔵六の奇病」「水の中」「はつかねずみ」「百貫目」が収録されています。
いやいやいや、表紙そのままに凄い漫画ですな！
初版が１９８３年とのことで、いかにも時代を感じさせる内容。しかしこちらの絵の
直接的な凄まじさと精神的ダメージは尊敬する楳図かずお氏を上回りますな！
「描かない」事で読者の想像力を喚起させ未知の恐怖を創り出す楳図氏も悪魔的な才能を
感じさせますが、こちらはモロだもの＾＾；
そして、この画風の独特さといったら！
笑顔が怖い＾＾；；
残酷で、哀しみがあって、美しさがあって。（やはりホラーに必須な３大要素かと。。）
この漫画に出て来る「弱者」はおぞましくて、それだけに痛いほど純粋。
ところで、収録作品の一つの「はつかねずみ」ですが。
驚いた事に、わたくし、この作品をどこかで読んだ事があります。
個人的に所持していたのではなくて、昔誰かの家にあったものか、ホラー漫画雑誌に掲載されて
いたものを本屋で読んだのか記憶が定かではありませんが。犬木加奈子さんとか、御茶漬海苔さん
とかの作品が載っていそうな雑誌ではないかしら。
いやはや、この作品の怪物が怖くてねえ＾＾；；お母さんが怪物におっぱいをあげるコマが
凄く印象に残っていたので思い出しました。
このグロテスクで独特の異世界、堪能させていただきました。３回読んじゃった＾＾；
もねさん、本当にありがとうございました！！
ゆきあやが責任を持ってお預かりし、次回ご希望の方にお送りさせていただきます。
最近のホラーでは物足りないという方や、刺激を求める方、良かったらいかがでしょうか？
きっと満足していただけると思います＾＾遠慮なくこちらにお申し出下さいませ。
（注：もねさん＆しろねこさん両名へのファン登録必須です。）
