すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

スコッチ・ゲーム (ねこ3.4匹)

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角川文庫。


※読了されてからお読み下さい。



「彼女が死んだ夜」を読んでからというもの、タックシリーズに夢中。
てゆうか、タックに夢中。
そんな私に本書は残酷ではないでしょうか……。あああ。。。

タカチがまだタック、ボアン先輩、ウサコと出会ってなかった二年前の事件。
寮でのタカチのルームメートが殺された。その女性は、タカチの「恋人(女性)」ーーー。
というタカチ一色の本作。
タカチの家族との確執、人間関係を拒絶するに至る彼女の心理、恋人、「恵」との
歪んだ関係、想い。

どうも自分はこのタカチという女性が好きではありません。
人は誰でも色んな悩みを抱えていながらも表に出さないもの。タカチのそういう周囲を
隔絶する態度は、人並みはずれた美麗なルックスと、「高瀬」の名声あってこそ
通用するのではないかと思ったりするのですが、ひどいこと言ってますか私^^;。
決して性格の悪い意固地な女性ではないのですが、(単に不器用なのか)
甘えに見えてしまうのですよ。。。まあ、嫌いではないんですが。


それはさておき、な、なんですかこの結末は!!
タカチ、もしかしてタックと~~~~~~~~~!?
うわあ~~~。いやだあ~~~。
さわやかキャンパス4人組の間で恋愛は御法度!!酒だけ飲んで事件を解決、
それに集中してくださいお願いしますお願い。
探偵役はいつの世も孤独なもの(タック)!!

だれか嘘だと言ってください。。。。(ちょっと壊れたすいません)