二階堂黎人著。講談社文庫。
渋柿信介、独身。ライセンスを持たない私立探偵。日常のしがらみに追われながらも、鋭敏な頭脳と
大胆な行動力とで、次々に舞い込む事件を解決へと導く。友人の弟が失踪し、行方を追った渋柿は、
一見無関係と思われた殺人事件の鍵を握った。傑作ハードボイルド・ミステリー。(裏表紙引用)
シリーズ第1弾、5編収録の短編集です。
※ネタバレを含んでいると思われます。読了されてから記事お読みください。
いやあ…………その…………、知ってましたよ、予備知識として。幼稚園児が主人公だって事は^^;
なのにやられちゃいました。憎いねこのこの。なーにが「日常のしがらみ」だ、
「さよならを言うには少しずつ死んで行く覚悟が必要」だ^^;
5歳かよ~~~~~~~~~~~~~~~!!
素晴らしい叙述トリックでした(笑)。
えーと、別に普通に有名な本だと思うんで、ネタバレじゃないと思うんですけど、、
あらすじにも書いてなかったしという事で臆病者のわたくし、読了者限定記事にいたしました。
コメント内容等は皆様の自由意志でよろしいんじゃないかと。。
ん~んと、内容なんですが。微妙です。。。。
面白いようなつまんないような。。これなら蘭子シリーズの方が好きなような。。
ハードボイルドのパロディと言えばそうなんですが、結局本格ミステリになってますよね^^;
語り口と章ごとのタイトルがそうなだけで。。
あんまこういう肩の力抜いたものって自分が好みじゃないんですよね。
5歳児に哀愁とか余韻とかないし^^;かと言って「あははは~」と笑える程でもないし。。
ガチガチの西洋風本格から一皮むけたかったのかな?
悪いとも思わないけれど、「こういうのも書けるんだ!二階堂さん!」という感動、発見には
至りませんでした。
それが自分の答えです。。