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乙女なげやり  (ねこ3.8匹)

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ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。(裏表紙引用)

 


三浦しをんさんのエッセイ、2冊目の挑戦~。いや~、やはり面白い、面白い(=^▽^=)。「しをんのしおり」ほどのインパクトはさすがにもうなかったけれど、相変わらずの妄想ヘタレぶり。てかますます拍車がかかっているような。

 

面白かったのは、やはり弟くんのお話かな。ジロウくんってほんとにただの親友なのかしら。毎回リクライニングシートが倒されているってのがたまらないんだけど^^;キャスター付きの椅子に乗って掃除するなよオカン!!(笑)。しかも歩けたんかい(笑)。

 

今回は原典が分かるものが少なかったのが残念。分かったのは京極堂と「魁!クロマティ高校」ぐらいかしら。こんなものまでしをんさんは手を出してらっしゃるのか。あと、友だちの「男に冷めたエピソード」のひとつ、本を読んでいた=ジャンプ(漫画)を読んでいた、のくだり、めちゃ共感した。冷めるまではしないけど。

 

それにしても、どうしてしをんさんの周りには面白いおかしな人ばかり集まるのか。類友とは言うけれど、漫画やドラマの話だけで5時間語れる相手とかそうそう出会えないよね。。。新婚カップルの、トイレの鍵を開ける遊びとか頭沸きすぎだろ^^;;

 

ということで次も楽しみ。エッセイ以外も読みたいんだけど、エッセイのこの面白さには負けるわ^^;