すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

いま、殺りにゆきます  (ねこ0.5匹)

イメージ 1

平山夢明著。英知出版株式会社。

深夜の路上で凶徒に遭遇したカップルの恐怖を描く「峠で壊れて」。愛犬の足が何者かにより一本ずつ折られていく「だんだん少なくなっていく」。常軌を逸したイタズラ電話が母子を追いつめる「謎電」。電車内で理由もなく乗客を殴り続ける男、「おら男」。日本ホラー界の第一人者が、徹底した取材を元に日常に潜む恐怖を描いた36話を収録。狂気が支配する、逃げ場のない世界が展開する実話恐怖集。 (裏表紙引用)

※記事が後半ホラー仕立てとなっておりますので、苦手な方はご注意下さい。



みなさんこんばんは。本日は「ミステリ読書録」で人気上昇のブラックべる子さんをお招きしてダイジェストでお送りいたします。


ゆきあや(以下Y)「なんやねんこれーーーーーーー!!!!!!!!(本バサーーー!!)」

ブラべる(以下B)「ど、どうしたのっ丑三つ時に大声出してゆきあやちゃんっ!ああっ、本が・・あっ、これは図書館本・・ゆきあやちゃん、借りたものを粗末にすると罰が当たるっておばあちゃんに言われなか・・きゃあ!」

Y「うるさーーい!(本ばしばし)悪いのはこの本よ!!憂さ晴らしにと思って読んだらとんでもない壁本だったってワケよ!!」

B「か、壁本・・じゅるっ、それはわたくしブラべるにとっては日本人のお米のようなもの!すなわち主食!是非説明してちょうだい、さあどんな内容だったの!?」

Y「ちょっと鼻息荒いわよブラべるちゃん、まあいいわ、ごほん。だいたいを説明するわね、この本には鬼才・平山夢明さんが収集してまとめた36話もの恐怖話が詰め込まれているのよ。。。」

B「36!それは凄いわね。でもちょっと待ってゆきあやちゃん、貴女はホラーが大好きだという噂じゃないの。乙一さんはいつも即買いするしオールタイムベスト30ではかの「ミザリー」をかなり上位にランクインさせたほどだと聞くわ。そもそも平山さんなら文章力は間違いないし技術的にも好みの上でもかなりのヒットだと聞いているわ。しかもS姉貴ほどのお方に「ゆきあやのホラー好きは鉄板」だと断言された事件は有名よ。」

Y「ええい、古い話持ち出してんじゃないわよ!ええいこんな本!!ばしばし!!」

B「ああっ、それは今日借りて来た湊かなえさんの新作!!ひどいわ!いくらゆきあやちゃんでもやっていいことと悪いことがあるわ!」

Y「・・・」

B「あ、黙っちゃった。。まあいいわ、今日は許してあげるからとにかく説明なさい。」

Y「グロいのよ。ここに出て来る体験者達36人が経験する恐怖といったら!!まず乳首をペンチで○○される!!!!」

B「ひでぶ!!」

Y「回転するミキサーに手を○○込む!!しかもそれを○む!!!!」

B「あべし!!!!」

Y「モツ鍋のモツから○が出て来る!!!しかも身体に○を産みつけられる!!!」

B「ぶぶぶぶ・・・・・」

Y「さらにマンションのベランダから○○○が落下・・あら、ブラべるちゃん、のびちゃった。白目むいてるわ、まあどうしよう。応急処置、応急処置はっと。。。あ、そうだ。」

Y「うぃぃぃぃぃ~~~~~~ん。うぃぃうぃぃぃぃ~~~~ん。」

B「・・・(何の音かしら。。。こんな時間に掃除機ってはずないし、、、)」

Y「うぃぃぃぃぃ。。。ううううう。。。ぐぅ。ぐは。・・ぶ、ブラべるちゃん、はあはあ、出来たわよ、ゆきあや特製ジュース。はあはあ。これを飲むといいわ。さあ。さあさあ。」

B「・・・(ミックスジュース?いや、それにしては粘りがあるような。。なんだか赤すぎないかしら。。。あら、これは何の果肉?妙にピンクすぎるけど。。あら、なにかしらこのミミズのようなものは・・え、あら、いやだ、もしや)」

Y「どうしたのブラべるちゃんたら。ゆきあやがこの身を犠牲にして貴女のために作ったジュースが飲めないとでも?あらどこへ行くのべるちゃん、そっちは玄関よ。」

B「え、えへへへ、いやははは、ちょっと外に電話を・・あはは。あはあは。」

Y「電話ならウチのを使うといいわ。はあはあ。」

B「あ、あはは。あらやだ、何かしらゆきあやちゃんあははあははその貴女の下にある赤い水たまりは・・あは。あはは。ゆ、ゆきあやちゃんちょっともしよかったらあなたのかくしてるみぎてをみせてもらったりしてくれたりなんかしてくれないかしらあははあははは」

Y「はあはあ。へんな子ねえはあはあはあ。あら、なんだか意識が朦朧として来たわどうしてかしら。
あら、動悸が息切れがめまいが。べべべべるちゃんちょっとちょっといちいちのいちいちきゅーいちいちいちにでんわでんわしてしてあわあわあわあわ」


その後、ブラックべる子さんは飛び出すようにゆきあやさんの家から脱出したという。自宅から警察に通報し、それから何年もゆきあやさんには会っていないそうだ。



※作風を真似してみました^^;冗談ということでご容赦ください。
あと、本は実際には投げてませんので^^;