すべてが猫になる

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校閲ガール トルネード  (ねこ3.9匹)

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宮木あや子著。角川文庫。

 

ファッション誌の編集者を夢見る校閲部の河野悦子。アフロヘアーのイケメンモデル&作家の幸人とのお泊まりデートで出かけた軽井沢で、ある作家の家に招かれて…。そして社会人3年目、ついに憧れの雑誌編集部に異動に!?お互いの状況が変わるなか、幸人との恋の行方は―。やりたい仕事と向いてる仕事の違いに悩む悦子の決断は?巻末に、著者と俳優・石原さとみの対談と、ドラマのプロデューサーによる解説を収録。(裏表紙引用)

 

 

いよいよ最終巻?悦子がついに立派な校閲ガールとして羽ばたきました。ということで、ネタバレ全開でお届けします。











是永とついに恋人同士になった悦子!く~。頭の中では完全にアフロ化した菅田くんがイメージできてしまうんだけど、ドラマではアフロじゃないんだってね。ツマンネ。しかし「えっちゃん」「ゆっくん」て。。でも凄い家に住んでる悦子のことを「惚れ直した」って褒めたり、パーティで毒吐き全開の悦子を見ても平気だったりと、是永けっこういいやつ。でも、もうモデルっていうイメージしかない。そういえば作家なんだっけ、って感じ。

 

憧れの雑誌の姉妹誌なのかな?結婚情報誌に異動となった悦子だけど、やっぱ人気ファッション誌の仕事ってえぐいね。。素敵な仕事なんだろうし憧れるのも分かるけど、私はああいう人権さえなくしそうなハードな仕事、全く憧れないなあ。身体も心も壊しそうだし、プライベートが無くなりそう。悦子がその仕事に向いてなかったっていうのが私は逆にホっとした。校閲の仕事立派にできてるし、何より「校閲ガール」だもんね。是永と別れてしまったのはガッカリしたけど、まさか貝塚とはねえ。。。まあ、見えている人生の景色は貝塚のほうが近いのかも。てか、貝塚ってツンデレなの?

 

悦子の、「自分以外の女に興味がない。他人と比べない。他人を羨ましがらない。」性格、好きだったなー。なかなかいないと思う、そういう人。シリーズ終わったのかなー。残念だなー。