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別冊 図書館戦争 Ⅱ  (ねこ3.8匹)

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大好評『図書館戦争』シリーズ、スピンアウト第2弾!そんで、結局あの人たちは?これにて幕引き。(紹介文引用)

 

 

図書館戦争シリーズ、これにて終了。有川さんの文庫で出てる作品も読破したぞぃ(これは文庫ではないが、出てるので)。

 

※物語の筋に触れています。未読の方はお気をつけください。





こちらの「Ⅱ」は、もう出来上がった郁と堂上の話ではなく、緒形副隊長の過去の恋愛話や堂上の過去の話、そして我らが柴崎&手塚が出来上がるまでのお話が3話。

 

緒形副隊長とやらを知らないので(←ひどい)思い入れがなかったのと、ストーリーが全く意外性なしだったのでスルー。振られた女が作家になって成功しているっていうのも甘いし、その女が40になるまでズルズル過去の恋愛引きずってるって違和感。

 

続く堂上の過去はまあ普通の「新人時代の未熟だった俺」話。それより、結婚して郁の言葉遣いが変わってしまっているのが残念(そりゃ変わって当たり前なんだがね)。「下ろせ!」とか「言うな!」とかさあ…。リアルでも、夫や彼氏に「お前さ~」「~しろよ」とか言う女好きじゃないんでね。。逆でもね。
あと、百均のウサギを2万のピーターラビットでお詫びって納得いかんなあ。。忘れたのそっちやん。

 

それよりメインは柴崎と手塚の恋愛パート。郁&堂上より大人の恋愛って感じはする。柴崎も実は私あんまり好きじゃないんだけど^^;うーん、同期だけど階級が上なら敬語を使うって別に普通ではないのか。しかも初対面。職場で「みんな呼んでるから私のことは○○って呼んで~」肩バシバシ、みたいなの好きじゃないんだ、私。。学生かよ。

 

あとストーリーには関係ないが、下着屋でスリーサイズ測るってことあるの?(ウエストは何のため?ガードル?)あといくら「彼氏です」「友達です」って言ったとしても客に店員が客のスリーサイズ教えるって今の時代絶対ないと思うんだが。。。一昔前ならあったのかもね。ストーカーの概念がない頃なら。実際前者のは違ったけど、ちょっとその辺はヘンな推理だなと思って。あとコラ写真を男が見てまうのは仕方ないと思う。。それより郁の鉄拳制裁とか水は許可制とかそっちに引いた。

 

関係ないことで文句ばっか書いててすいません。。。だってこのシリーズ、なんかチョコチョコと細かいところでイライラするんだもん^^;やっぱ合わんのだな。でも柴崎&手塚の恋の行方には素直に喜べたし、ミステリー的要素があったこのラスト3編はシリーズで一番と言っていいぐらい目が離せなかったな。文句も愛ということで。