すべてが猫になる

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ポリス猫DCの事件簿  (ねこ3.5匹)

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三十人ほどの人間と百匹以上の猫がのん気に暮らす通称「猫島」。島の臨時派出所の巡査・七瀬晃の相棒は、丸顔で目つきの悪いでっかいドラ猫、DCだ。個性的すぎる島民や困った観光客が引き起こす騒動にてんてこまいの毎日。そんな中には、大きな事件も隠されていて…。お気楽だけど真面目な青年警官とポリス猫が、意外な(?)活躍を見せる傑作コージー・ミステリ。(裏表紙引用)

 


うし!これで若竹さんの文庫読破!(甘味くんの文庫新刊出たみたいだけど^^;)

 

葉崎シリーズ第7弾?猫島シリーズとしては第2弾かな。相変わらずのほのぼのまったり猫ミステリー。前作と違って7編+おまけ収録の連作短篇集。このシリーズは短篇のほうが合っているのではないかな。ただ、登場人物が多すぎて把握しづらいのがネック。登場猫も多いし。最初に語っていた事件が実は猫だった、で始まる話も結構あるしなあ。

 

このシリーズの主人公は七瀬巡査と相棒のポリス猫DC。よくある猫バディミステリーと違って、特にDCさんは何もしません(笑)。事件のヒントを与えているわけでもなくもちろん推理もしないし犯人を捕まえたりもしない。だけど事件に絶妙な関わり方をしてるのがいいんだよね。七瀬巡査との出会いも語られていておいしい一冊。でももう少し読みやすくならんかなあ^^;


今年の読了記事はこれにて終了!(*´∀`*)あとはベスト記事出します~