頭脳明晰、紅茶マニアの竜王創也。冒険スキル少年の内藤内人。「砦」の秘密を共有する親友二人の学園ストーリー第三弾。内人が女の子をデートに誘うための盛大な“S計画”とは?文化祭が現金輸送車襲撃犯ほか、侵入者で大騒動になる“ミッション・イン・スクールフェスティバル”。コメディ満載の二つの物語。(裏表紙引用）
シリーズ第３弾。もう１１巻まで出ているようだが＾＾；、チンタラしている間に講談社文庫から出ていたのでこれからはこっちで集めることにした。（私事）
というわけで、久々すぎて１，２の内容をほとんど覚えていない。解説をざっと読むと、あらすじが具体的に描かれていたのでしまったこれから読めば良かったと後悔しきり。栗井栄太はかろうじて記憶にあったがジュリエットって誰だっけ＾＾；と言ってもストーリー自体は単独で読んでもついていけるものなので大丈夫だったが。ゲームクリエイターを目指す金持ちのぼんぼん・創也と平凡な主人公内人のことはさすがにわかるし。そうそう！創也のお目付け役の卓也さんが面白くて大好きだったな～。転職のことばかり考えているという（笑）。愛読書が保育書ばかりで面白い。なんか合間に卓也さんのお話入ってるし＾＾；「シャドー保育」には大爆笑！！！安全確認しすぎ（笑）。
お話はどうかというと、最初に入っているのが誘拐事件。それよりも内人の想い人・美晴ちゃんとのデート計画のほうが笑える。映画館ってのはいい選択だと思うけど、色々あるよね、デートの注意点って。シネマデートから「Ｓ計画」ってつけたはいいけど、シネマは「Ｃ」ですから。うわははは。
後のお話、文化祭×現金強奪犯との闘いもなかなかスリリング。中学生のお話らしくほのぼの仕上がっているが皆で色々力を合わせてるところがいいな。大人でもこういう連携って大切だよね。
そんなこんなで現金強奪からの＜ブレイン＞集団という大掛かりな犯罪に繋がっているけど、これはずっと引っ張っていくネタかしらね。デートはアレしちゃったけどね＾＾；いや～、いつ読んでも面白いシリーズだわ。
