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ダーク・タワーⅠ ガンスリンガー/The Gunslinger The Dark Tower I

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なにもかもが奇妙に歪んだ地、この世ならぬ異境で“黒衣の男”を追い続ける孤高の男がいた。最後の“ガンスリンガー”、拳銃使いのローランド。彼はひとりの少年と出会い、ともに旅を続けるが―。“黒衣の男”とは何者なのか?ローランドの過去とは?そして、“暗黒の塔”とは…?幾多の謎を秘めた壮大な探求の旅、ダーク・ファンタジーの金字塔が、いま開幕する!(裏表紙引用)

 

 

スティーヴン・キングの大長編ダークファンタジーの第1巻。何年もキング停滞していたのは、全16巻にも及ぶこの作品が立ちはだかっていたからに他ならない(一応順番に読む主義)。この後に「スタンド」も待ち受けているというのにね。まあ、一気に読む必要ないじゃん?キングもこの作品を描き上げるのに32年かかったって言うし。

 

というわけで読み始めたはいいが、自分がファンタジーを苦手とするからだろうか、本書を執筆したのがキングが大学生の頃だったからだろうか、何の話かさっぱりわからないまま1巻終了。。。読みづらさは全くないのだが、西部劇のような雰囲気(砂っぽい)と魔術者的なキャラクター、何か目的を持って行動している’’ガンスリンガー’’ことローランドと旅で出会う様々な人々、というだけのお話である、あくまでこの第1巻では。第2章で出会い以後旅を共にする死者のジェイクやローランドが探している「黒衣の男」、あとはピアノ弾きだの説教師だの馬丁だの、色々出てくるが立ち位置が良くわからない。これから分かるのかもしれないが、知りたいとも思わないどうしよう^^;耐えられなくなって感想をチェックしたら、なんと第2巻から面白くなるからここは我慢のしどころらしい。なんだよ!言っといてくれよ!( ゚Д゚)本当にキツかったので続きはいつ取り掛かるかわからないが頑張ります。評価保留。