すべてが猫になる

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つきあってはいけない  (ねこ3匹)

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平山夢明著。ハルキ・ホラー文庫。


携帯電話を媒介にした気軽な出会いや、合コンで知り合った男の子とのはじめてのデート。だが相手
には恐ろしい本性が隠されていた。異常に嫉妬深い男、傷付いた女が好きな電波男、逆恨みしてくる
元カノ、偏執狂的なストーカー。予想もつかなかった恐怖の日々が開幕する……。『ポップティーン
に連載され、話題を呼んだ恐怖の実録怪談が登場。これを読むとあなたもパートナーを信用できなく
なる。(裏表紙引用)



購入本積読本を差し置いて何を読んどるねん^^;;
え~、図書館の文庫コーナーにて何気に立ち読みしていたら止まらなくなり、借りてしまいました。
こういう「本当にあった怖い話」「実録恐怖体験」といった系統のものはおいらは全く信用して
おりません。でも、作り話でも面白ければOKなのでついついそういう映像を借りては夜中に友人と
「ぎゃー」とわめき叫んだりこういうコンセプトの漫画雑誌を読んでは「ひえー」とおののいたり、
基本的に単純な人間のようです。みなさん、機会があればおいらの背後に忍び寄って「わっ!」と
古典的な脅かしをかましてみましょう。脅かした当人がびびるほどの反応が返って来ますので。

それはさておき。
「横メル」「他人事」のような系統ではないので、著者が平山さんであるという事は念頭にあまり
置かず、気軽に読むには大変結構な内容だと思います。
中には、「これは本当にありそうだな」というようなゾワっと来るものもありますし、逆に
「これは完全に作ってるだろ」という白けるものもあります^^;取材は間違いなくされていると
思うのですが、同じ著者がイメージし、脚色を加えるものなので「怖い人」の脅かし方やキレ方が
ワンパターンなのも仕方ないか。(「おまえぇぇぇぇぇ!」とか「きさまぁぁぁぁぁ!」とか)

そういえば、おいらも学生時代電波文もらった事あるんだよね^^;アレまだ実家にあるんじゃない
かなあ。。差出人はクラスメートだった子なんだけど、パジャマでゆきあやん家まで来てその手紙
置いて行ったんだよ~~~^^;;忘れられぬ記憶。。