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発狂した宇宙/What Mad Universe

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フレドリック・ブラウン著。ハヤカワ文庫。


第一次月ロケット計画は失敗に終わった。不運にも墜落地点にいたSF雑誌<サプライジング・
ストーリーズ>の編集者キース・ウィントンの遺体は、粉微塵に吹き飛ばされたのか、ついに
発見されなかった。ところが、彼は生きていたーーただし、なんとも奇妙な世界に。そこでは
通貨にクレジット紙幣が使われ、身の丈7フィートもある月人が街路を闊歩し、そのうえ地球は、
アルクトゥールス星と熾烈な宇宙戦争を繰り広げていたのだ!(裏表紙引用)



SFの古典的名作そしてSFの徹底したパロディの最高傑作とのこと。
ははは^^;
パロディってことは。
これ、SFにある程度馴染みのある人でないとわからないんじゃないかな。。と思ったのですが
それとも単に自分があほなせいでしょうか。。アルクトゥールスとか言われてもわかりましぇん。
物理定数とか、通貨とかとにかく物の単位を現す言葉が多すぎるのと、カタカナ用語が
多いので辛いとです。。メッキーの台詞が全部カタカナなのでもう読めない。。。

最初、ヘンな世界に飛ばされた主人公が追い回されるところとかは面白かったのだけど。
最後流し読み状態でした。すいません。
最近気付いたんですが、SFのこういう種類のもので心動かされるということがないんです。。