すべてが猫になる

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世界でいちばん醜い子供 (ねこ1.5匹)

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浦賀和宏著。講談社ノベルス

幸せだった純菜を、孤独な日々へと突き落とした”彼”との別れ。繋がりを失い、塞ぎ込んでいた
彼女のもとへ一通の手紙が届けられる。その差出人こそ、2年前に巻き込まれた呪わしき轢き逃げ
事件の関係者だった!恨み続けた犯人への手掛かりを掴んだ純菜は復讐を誓うが、同時に彼女の
命は何者かの存在によって脅かされる。松浦純菜、絶体絶命の大ピンチ!(裏表紙引用)


松浦純菜シリーズ第6弾。
前作まではノベルス新刊コーナーに平積みされているのが当たり前だったこのシリーズ。
うおー!と駆け込んだら見当たらず(新刊コーナーはあるのよ?)、「ま、まさかここまで来て
売り切れ!?」と嫌な汗をかきかき「う」のコーナーへ行ったら一冊あった。。

一冊って……(ーー#)。。

ごめん、でも、多分、それが正解。

内容がくだらないと批判したいんじゃないんだ。
ここから得る物が何もないんだわ。
純菜の初一人称という事で期待して読んだのだけど、これじゃ剛士の女版。
イタい人間が二人に増えただけだ。
この不快さ、失礼だが作者の女性に対する認識不足だろう。


これを読んで誰が面白いと思うんだろう?正直、このシリーズが継続している事は
講談社に対する大きな疑問だ。
もう私は辛い。あまのじゃくな意味でなく、今後相当評判が良くならなければ
続編からの購入は見合わせたい。