すべてが猫になる

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嫁洗い池 (ねこ3.7匹)

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芦原すなお著。創元推理文庫

東京郊外に妻と二人で住む作家のぼくの許に、同郷の悪友、河田警部が美味そうな食材を手に
やってくる。すると、妻は料理の腕に勝るとも劣らない推理の冴えを見せ、捜査のヒントを
示唆する。それに従って、ぼくたちがちょっとした再調査に着手する、とあら不思議!どんな
難事件も見事な解決を見るのだ。シリーズ第2弾、6編収録。(あらすじ引用)


ほのぼ~~~の。。。。ぷかー。
お料理も美味しそう。。素朴な郷土料理がメインなのだけど、やっぱりこういう心のこもった
おふくろの味が日本人には1番なりね。今でも自分はおかんの作った卵焼きやハンバーグ
(ソースいらずの絶品)、肉じゃがが世界一だと思っているんだけど。。自分も結婚したら
旦那さんにお前の味つけは世界一だと思われなくてはいけんね。(その前に相手を。。)
と、普段家庭的キャラでもないくせにそういう妄想に思いを馳せてしまうような、そんな
小説なのであります。

しかし、自分が旅行に行ったら家で「今頃あいつは名古屋を出たかな。。」とか
振り袖の少女達を見て「今でも妻が1番似合いそうだ」、とか
こんな旦那さん、いいなあ。それでいて本人には言わないんだけどね、そこがまたいい。

ところで表紙、今回も奥さんは後ろ姿!さぞべっぴんさんだろうからご想像におまかせ、
なんだろうけど、1度くらいお顔を描いて欲しいぞ~~。

え~~と、ミステリとしては。。。。前回と同じで^^;