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魔王城殺人事件 (ねこ2.7匹)

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歌野晶午著。講談社ミステリーランド

小学5年生の佐藤翔太は、クラスの仲間と共に探偵クラブ『51分署捜査1課』を結成。
今度の捜査は今までになく大がかりだ。町のはずれにある不気味な『デオドロス城』に潜入し、
怪しげな噂を確かめようというのだ。早速城に侵入した翔太達だが、いきなり出会ったのは
ゾンビ女。そして逃げるように小屋に入ったゾンビ女が忽然と中で消失してしまった!



いやあ、作者によって作風もバラエティに富んでいて、さらにその作者が「子供時代に
何を読んでいたか」が同時に理解できて、そこがシリーズの楽しみでもありますよね。
読後の副次的な楽しみであった『わたしがこどもだったころ』、
本書で初めてでした。読まなかったの。。。^^;(長そうだしさ。。)
これ、いい悪いじゃないんです。私が少女期にこういうノリの本を読んで来なかったんです。
だめだ。。今風のこういう言葉使いを本で読むのは嫌だ。。。
漢字をカタカナで表記しているのがたまらなく嫌だ。。これは実際こういう発音で話したという
表現なのはわかってます、わかってますとも。耳で聞いても何とも思いませんとも。
ゾンビ女が怖くない。。わくわくできない。。
乳母車のタイソンのイラストが怖い。。
そしてこの真相はトリックとは言いたくない。。。

すいません、どこに着眼点を充ててもゆきあやが好む要素がなかったんですよう~~~~~。