今年も押し迫って来ました。自分的恒例行事『今年読んだ本』ベスト10を挙げたいと思います。
宜しかったらお付き合い下さい。本来、月末まで引っ張るつもりだったのですが何やら
『本格ミステリベスト10』『このミス』の発売に伴って?ブログ仲間の皆様もランキングを
次々と発表しているご様子、それでも引っ張るつもりでしたがついに冴姉貴ブログでも先日
ランキングを開催なさったようなのでおいらもやらなきゃ。(どんだけ冴さん好きやねん^^;)
なお、ウチでは『今年発売した本』から選ぶのでなく(そんなことしてたら10冊くらいだろう^^;)
あくまでわたくしゆきあやが今年1月1日から本日12月9日までに読んだ本の中から
セレクトさせていただきます。さらに、ジャンルはミステリに限りません。
今年読んだ冊数は302冊でした(内、記事にしたのは246冊。再読は数に含まないので
記事数とは一致しません。)。
では、国内ランキング。カッコ内、お友達のコメントを応援演説として勝手に引用^^;。
なお、吟味に吟味を重ねた結果ですので、ねこ数と順位が食い違っていたり、上半期と
順位が変わっている事もあります。
1 『最悪』 奥田英朗 (総合3位)
気まぐれさん 「最悪は最高だ!!」
himaさん 「ーーー最悪は、最高だ。」
abeさん 「うわーさいあく」
2 『出口のない海』 横山秀夫 (総合4位)
beckさん 「素晴らしかった」
まぁさん 「考えさせられました」
3 『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫 (総合5位)
たいりょうさん 「素晴らしかったですね~~~」
まぁさん 「横山さんでこの小説が一番好きです」
4 『異邦の騎士』 島田荘司 (総合6位)
あまりすさん 「私も大好きですよ」
冴さん 「フェイバリットはこれです」
5 『イン・ザ・プール』 奥田英朗 (総合7位)
しろねこさん 「伊良部先生のファンになりました」
たいりょうさん 「マユミちゃんの写メールを撮影したい」
6 『凍りのくじら』 辻村深月 (総合8位)
りあむさん 「ライトノベルと言い切れない何かがあります」
abeさん 「やられちまいました」
7 『青空の卵』 坂木司 (総合12位)
べるさん 「世界観が大好きです」
あんごさん 「素敵な物語でした」
8 『幽霊人命救助隊』 高野和明 (総合15位)
…………褒めコメントがなかった…………。。。。。
9 『ミステリーズ』 山口雅也 (総合16位)
よもさん 「山口さんの評価を決定付けたのはこれです」
himaさん 「ひきこまれました」
10 『ボトルネック』 米澤穂信 (総合18位)
………………なかった。。。
次点、『ぼくのミステリな日常』若竹七海、『魔球』東野圭吾、『絡新婦の理』京極夏彦、
『ぎぶそん』伊藤たかみ、『空中ブランコ』奥田英朗、『アトポス』島田荘司。
海外ベスト10はこちら。
1 『死者の書』 ジョナサン・キャロル (総合1位)
2 『月の骨』 ジョナサン・キャロル (総合2位)
3 『あの日、少女たちは赤ん坊を殺した』 ローラ・リップマン (総合9位)
4 『輝く断片』 シオドア・スタージョン (総合10位)
4 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 フィリップ・K・ディック (総合10位)
6 『星を継ぐもの』 ジェイムズ・P・ホーガン (総合12位)
7 『蝿の王』 ウィリアム・ゴールディング (総合14位)
8 『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ (総合17位)
9 『華氏451度』 レイ・ブラッドベリ (総合19位)
10位 なし
今年の傾向として、昨年より振るいの悪い年でした。平均点では良いのですが、
突出したものにあまり出会えなかったですし、新しいお気に入り作家さんの発掘も
昨年に比べいまひとつです。
しかし、海外ものの当たり率は非常~~~に高く、もっと早く海外作品ラッシュを
スタートしていれば大きな変動があったかもしれません。
ついでに。以下の作品にゆきあや賞を。
『少女は踊る暗い腹の中踊る』岡嶋隼人
『彼岸の奴隷』小川勝己
『RIKOー女神の永遠ー』柴田よしき
『メルキオールの惨劇』平山夢明
『びっくり館の殺人』綾辻行人
『銀河列車の悲しみ』阿井渉介
来年もどんどん面白そうな本を読んで行くつもりです。ミステリ中心となりますが、
他ジャンルや海外作品にもどんどんアンテナを張って行きたいと思います。
また、皆さんの記事やコメント等もブログをやる上で非常な活力となりますので
どうぞこれからもお付き合い下さいましね。
お薦めいただいた本は日数はかかっても必ず読みますので、いい本がありましたら
どしどし情報をお願いします(*^^*)v
いやあ、しかし今年の「このミス」1位のアレにはびっくりしたぞ。。。