聖地。チベット・ナクチュ特区にある神殿の地下、長い眠りについていた試料の収められた遺跡は、まさに人類の聖地だった。ハギリはヴォッシュらと、調査のためその峻厳な地を再訪する。ウォーカロン・メーカHIXの研究員に招かれた帰り、トラブルに足止めされたハギリは、聖地以外の遺跡の存在を知らされる。小さな気づきがもたらす未来。知性が掬い上げる奇跡の物語。（裏表紙引用）
Ｗシリーズ第三弾。
最後の１行にビックリして内容吹っ飛んだ。。。
このシリーズを読む前に、定番のシリーズ（Ｓ＆Мだけでも）女王シリーズを先に読んでおいたほうがいいかと。すいませんね。だって小出しにしてくるんだもん。
前回ハギリが見つけた１５０の遺体と、真賀田四季は生きているのかどうかを追い求めているところ。テーマとしては、ウォーカロンと人間の違いはポスト・インストールのみ。ウォーカロンが危険な状態になるのはそのせいみたいだね。とは言え人間と対等の扱いだから、ウォーカロンに子どもが産めても色々と問題が。人間は人間で、心のほうが壊れてたら意味ないしなあ。
それぐらいかな。。またハギリが命の危険にさらされるのと、ウグイとの会話がだんだんこなれて来たのが笑える。さあ次巻であの子どもはどう動くかな。
