すべてが猫になる

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ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔  (ねこ3匹)

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京極夏彦著。講談社文庫。

 

「人を人でないものに作り替えようと―しているのです」。悍ましい事件から三箇月。来生律子の許を訪れた作倉雛子は、小壜に入った“毒”を托し姿を消した。相次ぐ殺傷事件と三十数年前の一家惨殺事件との奇妙な符合は何を意味するのか?小壜の中身は果たして何なのか?少女たちは再び動き出す。(裏表紙引用)

 


ルー=ガルーシリーズ第2弾。

 

(;´・ω・)ウーン・・・やっぱこのシリーズ苦手だ。。。京極さんの文章じゃなかったら本当に挫折してたかも。しかも1の内容を全く覚えていない。。。一応読んだものは記録しようと心がけているのでまあ簡潔に。

 

近未来の日本。人間は、「携帯端末」によって隔離されている。人と人はリアルなコミュニケーションを必要とせず、車も持たず、動物も殺さない。全てが合理的な社会。主人公来生律子が絡む過去の一家惨殺事件と、現在発生した殺人事件の関連は何か。そして律子はじめとする繊細だが強い少女たちとの因果関係は――。と、だいたいの設定と話の流れは掴めるんだが似たような少女キャラばかりで律子以外はなかなか覚えられない。呼び名はせめて下の名前で統一してくれ。これ、絶対アニメか漫画向きだよなあ。というわけでダラダラと長い上巻~下巻のほとんど。盛り上がったのは対決する最終100ページくらいか(上下巻で約1000ページある)。。。いやホントに字を追うことは出来ていたんだが途中から飽きて中盤頭にほとんど入らなかったすいません。こんな記事ですいません。続編ありませんように。