すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

有頂天家族 二代目の帰朝  (ねこ4匹)

イメージ 1

 

狸の名門下鴨家の三男・矢三郎は、親譲りの無鉄砲で子狸の頃から顰蹙ばかり買っている。「面白きことは良きことなり」という父の教えを胸に、誰もが恐れる天狗や人間にちょっかいを出しては、愉快に過ごしていた。そんなある日、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである“二代目”が英国より帰朝。狸界は大混迷し、平和な街の気配が一変する。しかも、人間の悪食集団「金曜倶楽部」は、恒例の狸鍋の具を懲りずに探している…。阿呆の誇りを賭けて、尊敬すべき師を、愛する者たちを、毛深き命を守れ!待ちに待った毛玉物語、再び。愛おしさと切なさで落涙必至の感動巨編。(紹介文引用)

 


あの下鴨家の毛玉四兄弟たちが帰って…………キタ━(゚∀゚)━!ということで。今回もその騒動と混乱は果てしなく毛深いのであった。ラブロマンスが多いね!矢三郎と海星の意地っ張り元婚約者コンビがいいね~。悶えてしまうぜ。矢一郎と玉瀾もくっつくの?くっつかないの?な距離感がたまらんばい(なぜか九州弁)。

 

電気ブラン工場の金閣銀閣の再登場には懐かしくて涙ちょちょぎれそうに。相変わらず余計なことばかりしてくれる。。。それに立ち向かう矢三郎の、時に逃げてほよよんと寛ぐ姿も萌えるし、やるときは毛玉たちを一斉にまとめて仕切るところも見せ場だねえ~。矢四郎の兄ちゃんにてくてく付いてくる感じもいいよね。矢一郎は1番しっかりしているところがザ・長男って感じで良いのだけれど、個人的には矢二郎のマイペースな感じを気に入っておる。あまりの皆のキャラ立ちっぷりに、今回の毛深い目玉である二代目がどこ行ったかわからなくなったり^^;木曜倶楽部だの金曜倶楽部だのドタバタ度は最高潮に達し、感動の毛深いエンディング?を迎えるのでありました。いやあ、今回も楽しかった。

 

そして巻末には堂々の毛深い第三弾の予告が……!ヽ(*´∀`)ノ