すべてが猫になる

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ドアの向こう側  (ねこ3.5匹)

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二階堂黎人著。講談社文庫。

「私の名は渋柿。悪ガキではない」幼稚園の同級生であるカオルコちゃんのウサギが失踪した。捜査で浮かび上がったのは近所でも偏屈で有名な老人、木佐権左衛門―。元アイドルでスピード狂のママとハンサムな刑事のパパを従えて、シンちゃんの推理がクールに冴える本格ハードボイルド・シリーズ最新作。 (裏表紙引用)


もはや誰も読んでいないと思うが。。。

二階堂さんの”ボクちゃん探偵”シリーズ第3弾。4編収録の短編集。こんなシリーズ名だったのか。。
相変わらずの”渋柿節”が炸裂する、ほのぼのハードボイルド。ほのぼのだけど、しっかり殺人事件を扱ってるものが多いんだよね。安定した読みやすさを保っていて、キャラもブレがなくて自分は結構好きなシリーズ。ミステリ的にはアイタタなものが多いけど^^;、このシリーズで凄いトリックを使ったらもったいないと思うからこれでいいんだよな。。

もう既に書く事がない。。。
え~と、まあ、いつも通り面白かったよ。。

                             (378P/読書所要時間2:30)