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少年名探偵WHO 透明人間事件  (ねこ3.6匹)

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はやみねかおる著。講談社青い鳥文庫

「今夜10時、あなたのたいせつなものをうばいに参上します。」玩具メーカーB‐TOY社に、なんと透明人間から犯行予告状がとどいた。透明人間にたちむかうのは、われらが少年名探偵WHO!助手のネコイラズくん、新聞記者のイインチョー、アラン警部とともに、透明人間の謎に挑む!武本糸会先生のイラスト満載の画期的な新シリーズ見参! (裏表紙引用)


うん、良かったっス^^
こちらのシリーズは初めて(シリーズ・・ですよね?^^;)です。怪盗クイーンと迷ったのだけど、夢水清志郎と繋がってるみたいだからいずれ講談社文庫で出るのかな~、と迷い中。トム・ソーヤは1巻がいつも貸し出し中。。はやみねさんは著作がいっぱいあって大変ですわ(;^^A。

さて、こちらの作品は”絵小説”と言うのか、イラストの占める量が大変多いです^^この絵がすごく作品の雰囲気に合っているのでダブルで楽しめました。特に、主人公のWHO君がいいですね~。人種があやふやなこの感じ(笑)。一応架空の国(魔都)が舞台のようですね。アラン警部とネコイラズ君以外は日本人っぽいし^^深夜に「透明人間」の再放送?を観ているしどこだここは(笑)。

ミステリとしては勿論ソフトですが(と言っても充分「へえ~そんな手が!」という感じ^^)、家族愛とか正義感とか、いつものはやみねさんの優しさのエッセンスがいっぱい詰まってます。他の作品群との違いは、やっぱ異国の雰囲気かな。ま、短いお話なのであまり書くことはありません^^;続編出てるのなら読みたいにゃー。

                             (152P/読書所要時間0:30)