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少年名探偵 虹北恭助の新・新冒険  (ねこ3.7匹)

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はやみねかおる著。講談社ノベルス

あの少年名探偵・虹北恭助がまたまた帰ってきた!池の鯉はどうして殺されたのかーー?クリスマスイブの夜、病院に現れた謎の「サンタさん」とはーー?美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、虹北恭助(とカメラ屋の若旦那)の推理が冴える!はやみねかおる新本格ミステリ魂がいっぱいにつまった一冊。(あらすじ引用)


読むの忘れてました。いやあ、懐かしい面々に笑みがこぼれます。
語り手の響子ちゃんのキャラがどうもあの三姉妹とかぶりますが^^;、恭助に抱きつくかわりにパンチをお見舞いしたりサンタの衣装を脅して着せたりと強気ですねえ。きわめつけは恭助と結婚式を挙げる夢を見ている・・・^^;
それにしても、恭助は帰って来すぎではないでしょうか^^;この1冊だけで3回外国から帰って来てます。。。今回はあまり恭助の葛藤が描かれず、もっぱら響子ちゃんの素直になれない恋心を楽しむ感じになってますね。なんとなくどたばたしつつも平和な虹北商店街。。。イベント「カンキリサイクル」が面白い^^;ははは。許可取ろうよはやみねさん^^;;
映画制作トリオが今回も大暴れし、ギャグ要素にも気合いが入っています。しかし、池の鯉の役名が
「スケタケ、スケトモ、スケキヨ」って。。いやだあ^^;;;

今回ははやみねさんの童話も挿入されていてお得な一冊。とりあえずほっこりニヤニヤしたい人にはオススメです。