すべてが猫になる

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人形は眠れない (ねこ3.3匹)

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我孫子武丸著。講談社文庫。

保育士の妹尾睦月の住む街で、連続放火事件が発生した。ボーイフレンドである腹話術師の
朝永さんと、名探偵鞠小路鞠夫がその謎に果敢に挑戦する。一方、睦月に言い寄って来る
好青年登場。つれない朝永さんに豪を煮やしデートを重ねる睦月だが、彼の母親と称する
女性から執拗な嫌がらせの電話がかかって来て。。。


今日、会社にて。痴漢が乱入しました。殺されるかと思いました。(いきなり何だ)
さらに、
同僚に桐野さんの『グロテスク』(上下巻)を貸してもらえました。(ありがとう)
そういう諸事情で今日はばたばたわいわいと忙しく。
『フィッシュストーリー』まだ1ページも読んでないので。
今日の記事更新はちょっと前に読んでいた我孫子さんのコレでいいですか。。。

買って何年経ってるんだろう。。忘れてたわけじゃなかったのですが、我孫子さんのコレは
ちょっとおいら苦手ぎみで。シリーズ第3弾だと言うのに、すっかり設定も前の事件も
銀河の彼方に吹っ飛んでいる始末。。たしか、鞠夫が喋るんだったよな。。うんうん、思い出した。
短編形式の長編というんでしょうか。先日読んだ『影踏み』みたいな体裁。
今や連作短編というものが主流となりつつある世の中、こういう構成のものは個人的に
入り込みにくかったり。。一つ一つの事件で終結させてもらいたかったかな。。

と言う訳で事件は独立しているのですが、もう一つのメインストーリーは
鞠夫の出生?の秘密と、睦月&朝永さんが急進展!というシリーズとしてはもう山場の、
最高のハイライトを迎えているのではないかと。。
特に、盛り上がるのはあそこですね。
『朝永さんは、○○かった』
きゃああああああああああああああ v(>_<)v ←変態