講談社文庫。短編集。
全編が「バラバラ死体」を扱った短編集です。うひゃあ~~。
シリーズも結構バラバラ。シリーズですらないものも結構あります。すごいな。シリーズにしないのもったいないなあ、という作品もあるんですけども。
全体的には、動機薄弱なもの多し。(まあいいけど。)
「解体迅速」(タックシリーズ)
連続バラバラ殺人。両手両足を拘束し、柱に抱え込むようにして手錠をかけた挙句、両手両足を
切断されているというなんとも不可解な事件。(ねこ4.4匹)
「解体信条」(先生もの)←なんだそりゃ
分解されたパーツがなんと34個!!手足の指も一本一本解体されていました…なぜ?…って、
これはわかりやすかったな。(ねこ2.5匹)
「解体昇降」(刑事もの)
エレベーター下降時間わずか16秒で解体されていたOL!!不思議すぎる…。(ねこ3.5匹)
「解体譲渡」
マンションのゴミ集積所に、数個のゴミ袋に分散されて捨てられていた死体。
……これ、ちょっと笑える。(ねこ3匹)
「解体守護」(タックシリーズ)
バラバラ事件、人間じゃありませーん。ほのぼの謎解き。(ねこ3匹)
「解体出途」(タックシリーズ)
細切れバラバラ殺人。ついに出た…。うげ。(ねこ3.5匹)
「解体肖像」(タックシリーズ)
これも人間じゃありません、バラバラ。ほのぼのではないけど。(ねこ2.8匹)
「解体照応 推理劇『スライド殺人事件』」
中編。八幕まである長~~いシナリオ。
……なんスか、これ(笑)面白すぎるんですけど。しつこすぎ(笑) (ねこ2.2匹)
「解体順路」
へえ、ちゃんとつながってたんですね。ということで、終わり(笑) (ねこ3.6匹)