講談社文庫。
「奇跡的傑作」(裏表紙より)は言い過ぎだとは思うけど、一番総合的に評価している作品です。
前作(メフィスト賞カテに掲載)は洋館、本作は孤島。ふふふ、ベタだ。
前作では注目してなかった鳴海さんの魅力に気付いてしまいました。ルックスもすごいんだけど、(リーゼントにサングラス)いちいち登場するのにポーズを決めて現れるとことか、自意識過剰なとことか、(「人は名探偵と呼びますがね」が名台詞)普段クールなのに犯人に対してキレるとことか、全部好きです。
しかし、これの犯人、好きだったのに…。ショックでした。
ユイと翔の恋?のゆくえもこれから気になるところ。