すべてが猫になる

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気分は名探偵 ー犯人当てアンソロジーー

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我孫子武丸有栖川有栖霧舎巧貫井徳郎法月綸太郎麻耶雄嵩による
豪華アンソロジー。2005年『夕刊フジ』に連載されていたもの。
最後には、著者当て懸賞もついていてお得な?1冊。

ブログ仲間の皆様はもう読まれた方も多くて、感想もそれぞれ拝見させてもらってます。
さて、ゆきあやはどうでしょう?
みなさんの真似して、私も面白かった順に軽く感想など。

No.1
『漂流者』我孫子武丸
ダントツに面白かった!!「犯人当て」という体裁からはすこ~しオプションが
加わってますが、これは楽しめました。お話としてのグレードも含めてお気に入りです。

No.2
『蝶番の問題』貫井徳郎
こんなの、わかるわけないと思うんですけど^^;腹が立たない。い、いや、腹立つとか
おかしい。お話としてはあまり面白いとは思わなかったんですけどね。この企画として
本作はなかなかレベルが高いのでは。

No.3
ヒュドラ第十の首』法月綸太郎
これぞ犯人当て!という感じ。法月警視と息子、綸太郎が活躍します。
貫井さんと順位迷ったくらい面白かった。

No.4
『ガラスの檻の殺人』有栖川有栖
はっきり言って、面白かったのは上位3作品のみでした。ので、自動的にこれが4位。
まさかと思ったけど、それが真相でしたね。もうひとひねりあればなあ。
でも、文章はやっぱり好きです。

No.5
『二つの凶器』麻耶雄嵩
はははは。。。えーと、やっぱ木更津ものは苦手。読んでて苦痛なんです。
わけわかりませんわ。犯人が、という以前に話がややこしい。
ちゃんと考えたらわかるように描かれてるんでしょうが。。

No.6
『十五分間の出来事』霧舎巧
読まなくていいと思います、これ。。以上。


うーん、結構私の記憶ではみなさんと似たような評価になってると思うんですが。
後出し記事でずるっこいですが、ほんとにこれ私のオリジナルの感想です。

目当てだった麻耶さん、霧舎さんをハズしたのがショックだなあ。