すべてが猫になる

ヤフーブログからお引越し。

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第3回ミステリ学部課題 ~お気に入り作家クイズでゆきあやマニアを目指せ~

拝啓ミステリ学部&ゆきあやファンの皆様皆様。ただいまより、「ゆきあやにまつわるミステリ作家 15の質問」を行います。「初級~上級、超上級」の4段階に分けて、はてさて貴方はどれだけ ゆきあやマニアと言えるかどうか、とクイズ形式にて挑戦いただき…

インシテミル  (ねこ3.7匹)

米澤穂信著。文藝春秋。 大学生の結城は、本屋でアルバイト情報誌を読んでいた縁で須和名という美しい女性と知り合いになる。 彼女は、指一本分の「滞り」があってアルバイトを探しているという。須和名が目に留めた 「時給一一二〇百円」の人文科学的実験の…

魔女の隠れ里  (ねこ3.8匹)

はやみねかおる著。講談社文庫。 桜もちに釣られて名探偵夢水清志郎は亜衣たち三姉妹と、山深い笙野之里にやってきた。山荘に 11体のマネキンを送りつけた”魔女”と名乗る謎の女が、恐怖の推理ゲームの開始を告げる。 桜吹雪の夜、亜衣たちが目撃したのは空…

てるてるあした  (ねこ4.6匹)

加納朋子著。幻冬舎。 親の夜逃げのために高校進学を諦めた照代。そんな彼女の元に差出人不明のメールが届き、女の子の 幽霊が現れる。これらの謎が解ける時、照代を包む温かな真実が明らかになる。 うわ。うわうわうわ。。やばいです。 図書館から連行した…

ダブルダウン  (ねこ3.7匹)

岡嶋二人著。講談社文庫。 ボクシング、フライ級四回戦。対戦中のボクサー二人が、青酸中毒で相次いで倒れ、死亡した。 編集者の福永麻沙美は、週刊誌記者の中江聡介、ボクシング評論家の八田芳樹と真相を追い始める。 衆人環視の二重殺人トリックは?二転三…

まほろ市の殺人 夏 -夏に散る花-  (ねこ3.6匹)

我孫子武丸著。祥伝社文庫。 真幌市に住む新人作家君村義一の許へファンレターが出版社から転送されてきた。送り主の住所も 同じ真幌。執筆に行き詰まっていた君村は、四方田みずきとのメールのやり取りで意欲もわき始め、 まだ見ぬ彼女に恋をした。一度は彼…

どんなに上手に隠れても  (ねこ3.6匹)

岡嶋二人著。講談社文庫。 多くの人が出入りするテレビ局から、白昼、売り出し中の歌手が誘拐された。しかもその直前、この 誘拐を暗示する奇妙な匿名電話が警察に入っていた!芸能プロやCMのスポンサーたちの対応、 駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査、…

第24位 『わらの女』 著/カトリーヌ・アルレー

3月中に終了すると予告しましたが、全然進みませんね^^;あいすみません。第24位は海外作品。 『僧正~』に続いての2冊目の古典です。 カトリーヌ・アルレーは20代前半にどはまりしてしまった作家。本作は著者の二作目の作品に あたり、一躍有名作家…

帝都探偵物語 1 -人造生命の秘密-  (ねこ3.6匹)

赤城毅著。光文社文庫。 時は大正十四年、帝都東京に突如不死身の怪物が現れた。その正体は、狂気の元軍医が生み出した 人造生命だった!父を想う可憐な少女の依頼を受け、心優しい青年探偵・小暮十三郎が立ち上がる。 行く手に立ちはだかる憲兵大尉・横光の…

アナン、  (ねこ4.2匹)

飯田譲治・梓河人著。講談社文庫。 東京に初雪が降った夜、高級料亭のゴミ置き場に、生まれたばかりの赤ん坊が捨てられていた。 その子を発見したのは、流という名の記憶喪失のホームレスだった。拾われた赤ん坊は「アナン」と 名付けられ、流と仲間たちによ…

「裏窓」殺人事件 tの密室  (ねこ3.8匹)

今邑彩著。光文社文庫。 三鷹で起こった、自殺らしき女性の墜落死と、中野で起きた殴殺事件は、同時刻に起きた。そして、 墜落死を目撃した少女がいた。飛び降り直後は密室だった女性の部屋に、男がいたことを少女が 証言したことから、警察は同一人物の犯行…

コンピュータの熱い罠  (ねこ3.2匹)

岡嶋二人著。講談社文庫。 相性診断によって男女を引き合わせるコンピュータ結婚相談所。オペレータの夏村絵里子は、恋人の 名前を登録者リストに見つけて愕然とする。「何かがおかしい」彼のデータを見直し、不審を抱いた 絵里子を、正体不明の悪意が捕らえ…

白い兎が逃げる  (ねこ3匹)

有栖川有栖著。光文社文庫。 ストーカー行為に悩む劇団の看板女優・清水伶奈。彼女を変質者から引き離す計画は成功したはず だった。ところが、ストーカーが兎小屋の裏で死体となって発見される。追いかけていたはずの 彼がーー。鉄道に絡むトリックを用いた…

パワー・オフ  (ねこ3匹)

井上夢人著。集英社文庫。 高校の実習の授業中、コンピュータ制御されたドリルの刃が生徒の掌を貫いた。モニター画面には、 「おきのどくさま……」というメッセージが表示されていた。次々と事件を起こすこの新型ウィルスを めぐって、プログラマ、人工生命研…

摩天楼の悪夢  (ねこ3.7匹)

太田忠司著。講談社文庫。 新宿南口に屹立する地上202メートル、50階建てのインテリジェントビル。最新鋭のハイテク 機器によって管理された摩天楼には、内部の人間を八つ裂きにする邪悪な意志が宿っていた。惨劇の 舞台に残された血文字”K・I・R・…

11枚のとらんぷ  (ねこ3.7匹)

泡坂妻夫著。創元推理文庫。 奇術ショウの仕掛けから出てくるはずの女性が姿を消し、マンションの自室で撲殺死体となって 発見される。しかも死体の周囲には、奇術小説集『11枚のとらんぷ』で使われている小道具が、 壊されて散乱していた。この本の著者鹿…

第25位 『浅見光彦殺人事件』 著/内田康夫

絶賛好評中(おい)のオールタイムベスト、突然雲行きが怪しくなって来ました。 十代の頃のゆきあやにとっては絶対に外せない浅見光彦シリーズが堂々とランクインです。 浅見光彦。ああ浅見光彦。。。今でもゆきあやにとって彼が不動の「理想の男性」です。 …

二枚舌は極楽へ行く  (ねこ3.6匹)

蒼井上鷹著。双葉ノベルス。 コージーミステリという言葉を久しぶりに聞きました。以前より店頭やべるさんの記事などで 気になっていた作家さんです。この可愛らしくとぼけた味わいの表紙から、一体どんな作風なのか 不安半分期待半分で購入(したまま積読)…

海のある奈良に死す  (ねこ2.5匹)

有栖川有栖著。角川文庫。 半年がかりで書き上げた長編が、やっと見本になった!推理作家・有栖川有栖は、この一瞬を味わう 為にわざわざ大阪から東京へやってきたのだ。珀友社の会議室で見本を手に喜びに浸っていると、 同業者の赤星学が大きなバッグを肩に…

第26位 『異邦の騎士』 著/島田荘司

ミステリファンとしては絶対に外せない大御所作家が26位に登場です。企画では1作家1作品、 というルールを設けているわけではないのですが、3、4人の作家で30作品を埋める訳にも 行かないのである程度「好きな作品がありすぎて辛い」作家については…

蔵六の奇病

大変遅くなりました。もねさん恒例企画よりの回覧本でございます。わたくしゆきあや、かねてより もねさんの記事で気になっていたこの漫画『日野日出志☆ショッキング劇場☆』の回覧を希望し、 念願叶って手元に届きました。画像が貼れなくて大変残念ですが、…