2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
物心ついた頃からもう本を読んでいた。おかん曰く、「あんたはほんまに手がかからん子やった!いつも 一人で家で遊んでてそれで平気やった」らしい^^;;たしかに、小学校低学年の頃は朝5時に毎日 起床し、ぬり絵を始めるような変態だった事は覚えている…
カーター・ブラウン著。早川書房。 スター・ライト・ホテルの15階から今にも飛び降りようとしている一人の女。連絡を受けた アル・ウィーラー警部は現場に急行し説得を試みたが、女は突然苦しみ出し、警部の目の前で 地上に落下して行った・・・。だが検死…
東野圭吾著。文春文庫。 十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友で ある妻とともに、彼女をかくまうが……。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、 変えてしまったのだろうか。過ぎ去った…
朱川湊人著。新潮社。 時の頃は昭和40年代。東京・下町にあるアカシア商店街の片隅で起きる様々な事件。 ちょっと切なく、少し哀しい、アカシア商店街の優しい雰囲気が心懐かしくさせる 7編収録の短編集。直木賞受賞後第1作。 さすがにこの作品集はホラ…
真保裕一著。新潮文庫。 31歳の相馬克己は、交通事故で一度は脳死判定をされかかりながら命をとりとめ、他の入院患者から 「奇跡の人」と呼ばれている。しかし彼は事故以前の記憶を全く失っていた。8年間のリハビリ生活を 終えて退院し、亡き母の残した家…
先日、仲良しのよもさんとこで『天空の城 ラピュタ』の熱い記事がアップされていた。 軽い気持ちでいつものように「これ観た事ないの」とあほコメントをすると、 もの凄い反響が^^;;たいりょうさんも交えて、「これを観てないなんて非国民」 「今までの…
宮部みゆき著。新潮文庫。 公園で発見された女性の右腕、その第一発見者は過去に発生した悲惨な一家惨殺事件の生き残りの 少年であった。それが過去類をみない知能犯による連続誘拐殺人事件の幕開けとなる。犯人は、 マスコミや犠牲者の遺族に電話で挑発を続…
古野まほろ著。講談社ノベルス。 第35回メフィスト賞受賞作。 あらすじは割愛させて下さい。(←死にかけてますがな) 皆さん、私が挫折すると思っていたでしょうそうでしょう。あふぅ。 どうだたいりょうさん。アナタの喜ぶ顔が見たい一心で遂にこの日を迎…
滝本竜彦著。角川文庫。 佐藤達広は、大学を中退したまま就職もしない究極のひきこもりだった。しかし、彼はある日突然 気付く。自分がひきこもっているのは全て、悪の組織NHKの仕業なのだということを。俺は 悪の組織と闘わなければならない。。そんな彼…
とみなが貴和著。講談社文庫。 私には犯人が見えるーー。世紀末の東京、レインボーブリッジや都庁など超高層建造物だけを狙った 連続爆破犯人「黄昏の爆弾魔=ラグナロク・ボマー」が、世間を震撼させていた。捜査に行き詰まった 警察は、若き美貌の天才心理…
佐藤友哉著。講談社。 「覇王」として君臨した祖父の高みに至るべく、「特別な自分」を信じ続けようとする「僕」。 北海道の片隅で炸裂する孤独な野望の行き着く先は、「肉のカタマリ」として生きる平凡な人生か、 それとも支配者として超越する「覇王」の座…
レジナルド・ヒル著。早川書房。 突然後ろから男に突き飛ばされ、エレベーターの床を通り抜け、悲鳴をあげながら落ちて行った。 目撃者は揃って同じ供述をする。現場に駆けつけたチスレンコ捜査官は頭を抱えてしまった。 死体も、突き飛ばした男も発見出来な…
東野圭吾著。講談社文庫。 平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が 行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わって いくのを、自分ではどうしようもない。…
きゃー!よもさんたいりょうさん先じてのお祝いありがとう^^; 本人の全く気付かないうちに、なんと「すべ猫」2周年ではありませんか! おいら、それじゃいけないんでしょうけど、カウンター欄ほとんど普段見ないので 本当に今気付いたんです^^;;すい…
重松清著。講談社文庫。 38歳でリストラされた「カズ」こと僕。息子は私立中学受験に失敗し家庭内暴力を振るうように なり、妻の美代子との関係も修復が不可能なほどに崩壊していた。何が間違っていたのか、 どこで失敗したのか。人生をやり直したい、いっ…
舞城王太郎著。新潮文庫。 ちょっとちょっと^^;、文庫出たのならゆきあやに教えてよ~みなさん。(何様?ゆきあや様) あーびっくりした。本屋でびっくりした。舞城さん、これだけ読んでなかったのよぅ。しかし、 裏表紙に衝撃的な文句が! 『単行本「み…
北村薫著。講談社文庫。 我が家に猟銃を持った殺人犯が立てこもり、妻・友貴子が人質にされた。警察とワイドショーのカメラに 包囲され、「公然の密室」と化したマイホーム!末永純一は妻を無事に救出するため、警察を出し抜き 犯人と交渉を始める。はたして…
柳広司著。創元推理文庫。 ペロポネソス諸国との戦争をきっかけに、アテナイは衰微の暗雲に覆われつつあった。そんななか、 奇妙な事件が連続して発生する。若き貴族が衆人環視下で不可解な死を遂げ、アクロポリスでは ばらばらに引きちぎられた異邦の青年の…
三津田信三著。原書房ミステリーリーグ。 奥多摩に代々続く秘守家の「婚舎の集い」。23歳になった当主の長男・長寿郎が、3人の花嫁候補の なかからひとりを選ぶ儀式である。その儀式の最中、候補のひとりが首無し死体で発見された。犯人は 現場から消えた…